良かった…！

今日職場のある方角へ用事があったので、ついでだからと予約取り置きしてあるコミック版雨格子の館の２巻を買ってきました。
以下用事を済ませてからいそいそと読んだ感想になります。
例によって例に漏れず微塵もネタバレには考慮していませんので、読む読まないは自己判断にてお願いします。
そして管理人の趣味で思い切り某キャラに偏った感想になっているため、とてもじゃありませんが購入するかどうかの参考にはなりませんので要注意。

表紙の和さん、手にしてる携帯のストラップがちゃんと豆腐のヤツです。細かいな。

那須さんが毒入りのお茶を飲むか飲まないかで終わっていた１巻、ドキドキしながら読み始めましたが飲んでなくて良かった。本当に良かった。和さんの目の前で、ものっそい形相で血をごふっとかやられたらどうしようかと。でも具合は悪くなってんだから、舐めたかちょこっと飲んだんだってことだよね？１巻の最後で口は付けてた…ってことか？あのコマ、口を付ける直前だと思ってた。
ってーか日織曰く青酸系の毒ってことなんで、青酸系は猛毒だってことくらいしか判らんのですが、那須さんが吐き気程度で済むってどんだけの量なん？それともなに、他の人だったら十分致死量でも那須さんだから吐き気だけで済んだとか言わないよね？←自分で書いておきながら否定できないのはこれ如何に。どんなびっくり人間なんですか那須さん。うん、そういうところが那須さんなんですけどネ。飲み口のところについてたお茶を舐めた、でいいんだろか。
椿が那須さんの看病してたって流れに驚いた。なにこのファンサービス。

御陵さんのカップ麺ネタを使ってくれるとは思いませんでした。アレ聞くの好きなんだよねー（笑）でもそれを入れるために、コミック版の和さんは朝からカップ麺食べる流れに。食欲がちゃんとある時点で、原作よりもしっかりしてると思われますがどうでしょう。
そして伸びるんじゃないかと密かに危惧していた日織のもみあげが短くなっています。うん、１巻より違和感少ない（ぱちぱち）（思わず拍手）（慣れたとか言わない）

くーらーいーしーさーん！！

張り込みを断ったくせに、廊下で怯えてた和さんに絆されました。やっぱりアレかな、廊下で半泣きになってたの聞こえてたんだろか。その和さんの怯えっぷりが可愛いです。「日織ぃ…」て（笑）
恐怖と安堵に逆ギレ状態の和さんと、飛び掛らん勢いで縋り付いて来る和さんに狼狽え気味の暗石さん。暗和大好きーとしては萌えました。ページ数の問題もあるんでしょうが、期待通りに信頼度ぎゅんぎゅん上がり過ぎ。そして和さんも暗石さんに見惚れ過ぎです。ドキっとしたりぽーっとしたり忙しいです。その度に私もにやにやにまにま忙しないです。思い出して泣いてる和さんにも狼狽えてます、そのまま脳内変換で色々と…（一応自重してみた）
そして陣野警部ネタをありがとう…！しかもまさかの若暗石（磯前）さんです、え、何こんなにサービスしてくれちゃうのいやいやそりゃうれしいけどさ！（落ち着け）「…すげえなお前」のあの台詞もあって嬉しい限り。ゲームやり直したくなっちゃう。
他にも日織に懐かれてるとか、事件の大事な情報を語ってくれたりとか、暗石さんがどうなるか気にしていた身にとっては喜ばしいことこの上ないです。
強いて残念なことを上げるとしたら、日織を「着流し」って呼んでないところかなー。でもゲーム以上に最初ッから暗石さんと日織は仲よさげでこれまたにまにま。マイナーだって好きなんですよ、磯日…。

静奈ちゃんが可愛い…！ゲームも大好きだけど、コミック版も可愛すぎる。ゲーム以上に和さんもてあそばれてますが、もー可愛い可愛い！で、結局日織は褌派なんですかどうなんですか（そこかよ）
思い切り自分の正体をばらす鈴奈もいい味だしてましたが、二十歳を超えてあの体系は…性別よりもあれが一番の詐欺だ。

噂どおりゲームとは違う展開だったけど、それでもゲームの展開を損ねないアレンジ（オリジナル）具合で、発売前は２巻で終わるのかなと思ったけど、結果的に私としては文句なしです。てかこういう展開もありなんじゃ？と思うですよ。説得の仕方も違和感なかったし。
和さんが怪我しちゃったのは仕方ないとして、日織の怪力っぷりに驚愕というより笑っちゃいました。やっぱり日織は日織だね！（←一応褒めてます）

最後に館が崩れたわ（笑）

これってゲームでいうSクリアで大団円だよね？しかも御陵さんからお手紙貰うやつ。ああんよかったー…とそこで終わるのかと思っていたら、最後の最後で着流し姿で待ち合わせる日織に吹きました。ちょ、お前、舞台観に行くのにその格好は…。馴染んでる和さんも和さんだけど。

何はともあれ、雨格子の館のゲームが好きな人は是非手にとって頂きたいコミックだと思われます。少なくとも私は大満足です。暗石さーん！（もう黙れ）