赤い果実

片頭痛通院の次回予約の時。
六月下旬でいいですけど昼過ぎがいいですと言ったら先生が「良かったー」と言うので何が？？と思ったわけですが、すぐさま「ああ、他の患者さんさくらんぼですかー…」と思い当たる節が。シーズン中は全てがさくらんぼで回るので、中心部はともかくうちの周りは医者閑古鳥鳴きますある意味季節の風物詩（あと救急車出動はほぼ整形外科行きってのも。樹から落ちてってやつ。うん、それうちの父（しかも二回落ちてる））
私は自分の時間が空くのと医院が家から近いので何とか予約しても大丈夫だけど、さくらんぼの時期は一分一秒でも惜しいっていうかネコ便なんか夕方あたりになると出荷する人で殺気立つからね（苦笑）
管理人のうちなんか父親のグダグダで最悪です。また胃が荒れそう。

さてそのさくらんぼですが。

今年は豊作です…っていうか実りすぎて現在わっこかいで…いえ、間引いてます。
はああ？ってくらい実ってるからよさげな粒を残して摘みまくり。でも来年の芽があるからただ摘めばいいってもんじゃなく、普通に実を摘む時と同じ方法です（つまりめんどい）根元つまんでちょいっとね。間違っても引っ張っちゃいかんのです。
そして実りすぎでも勘弁なのに、双子が多すぎるオマケつき（双子は商品価値ゼロです）

あ、一応書きますが双子ってのは一つの軸に実が二個生るやつです。軸の先がくっついてて…ってのはあれは普通の実。真ん中から割って箱詰め。でも双子は商品価値がないので市場にはでません。地元（またはあえて双子が食べたいと注文が入れば出荷）で消費。三つ子四つ子なんてのも。
綺麗に大きさが揃ってるやつなら一粒で二倍美味しいというか食べられるというか、味はいいんですけどねー…ホント商品価値ないんで実られちゃ困るんです。

何年か前、実りに対してあまりにも双子ばっかりでどうにもならず、けど質はいいから捨てるのもなー…ということで結婚式場で縁起物（？）として出したら好評だったことがあったなあと思い出してみたり。

毎年ご注文いただいているお客様へ、お礼とお中元を兼ねて注文分とは別に送ってる箱に、双子をこそっと忍ばせてみるのは生産者のちょっとしたいたずら心。皆さん揃っていい反応するんだなーコレが（笑）